シカゴ日本映画コレクティブ 2025
「路地裏シネマシリーズ」第1弾
お待たせしました!
2021年に発足したシカゴ日本映画コレクティブは、次回の映画祭で5周年を迎えます。この記念すべき周年イベントの準備に十分な時間をかけるため、開催は2026年といたしました。
その一方で、2025年には新たな試みとして「路地裏シネマシリーズ」を立ち上げます。制作年やジャンルの垣根を越え、日本の心と景色を映し出す作品をセレクトしました。ふと出会った路地裏に漂う懐かしさや美しさのような魅力を、スクリーンを通してお届けします。
第1弾は、CJFC初のアニメーション長編「夏へのトンネル、さよならの出口」からスタート。高校生2人が不思議なトンネルを発見し、その先で出会った出来事を描きます。美しい日本の原風景と幻想的なトンネルの世界を、ぜひ大画面でご堪能ください。
2本目は、落語界で奮闘する落ちこぼれ二代目落語家を描く、滑稽でハートフルな長編「みんな笑え」。家族の絆だけでなく、落語文化、伝統芸能の世襲制度の苦悩、そして漫才など日本独自の笑いの世界を盛り込んだ作品です。こちらもどうぞお楽しみに!
<路地裏シネマシリーズ第1弾:シリーズオープニング>
劇場上映会場:Music Box Theatre シアター#2(60席)
オープニング作品(劇場上映)
9月6日(土)11:30 AM
場所: MUSIC BOX THEATRE, Chicago, IL
夏へのトンネル、さよならの出口
The Tunnel to Summer, The Exit of Goodbyes
とある片田舎の町には、「ウラシマトンネル」と呼ばれる不思議な場所が存在するという噂があった。そこに入ると・・・
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第2上映作品(劇場上映・オンライン)
9月13日(土)11:30 AM
場所: MUSIC BOX THEATRE, Chicago, IL
9月5日(金)から9月14日(日)
オンライン上映
みんな笑え
Laugh, Everyone!
人気もない、人望もない、野心もない、恋人もずっといない、五十歳の最低な落語家・太紋。家に帰れば、認知症で引退した・・・
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映画祭から:ChicagoScreensから助成金の支援をいただけたことは、私たちの映画祭にとって大きな一歩となりました。日本の独立系長編に特化した映画祭を、日本映画祭が存在しなかった中西部のシカゴで立ち上げた私たちにとって、シカゴの他の映画祭とコミュニティに参加し、支援をいただき、観客の皆様とミッションを共有できることは、この上ない喜びであり、大きな励みとなっています。ChicagoScreensの皆様、この度シカゴ日本映画コレクティブをお選びいただき、心より感謝申し上げます。今後もシカゴから全国の皆様に、私たちならではのセレクションをお届けできるよう尽力してまいります。第4回となる2024年シカゴ日本映画コレクティブを、どうぞお楽しみください。